【MLB】MLB先発投手番付2018 10〜1位
さて、残すところあとトップ10のみとなりました。
NFLに熱中しすぎてサボりにサボり続けていた先発投手番付もいよいよラストです。
10位 ジェイコブ・デグロム
ニューヨーク・メッツ #48
31試合 15勝10敗 201.1回 防御率3.53 FIP3.50 239奪三振
WARgrade 9.95(f:r = 4.78:5.17)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆
計37/50 将来性・期待度A
豪腕揃いのメッツ先発陣でも、最も伸びのある綺麗な4シームを投げる。(気になったらYouTubeで"Degrom ASG"で検索)2017年は他の先発が皆DL入りする中、ローテーションを守りきり、初の200投球回突破。コントロールは悪化したが、K/9は10.68でリーグ3位。来季はトレードマークの長髪をカットして臨むがその効果はいかほどか!?
9位 マディソン・バムガーナー Madison Bumgarner
サンフランシスコ・ジャイアンツ #40
17試合 4勝9敗 111.0回 防御率3.32 FIP3.95 101奪三振
WARgrade 9.61(f:r = 4.27:5.34)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆
計38/50 将来性・期待度B++
2011〜2016年まで毎年200イニングを突破しているジャイアンツの絶対的エース。特に先発投手とは思えないバッティングと、ポストシーズンでの圧倒的な投球は彼の代名詞。2017年はロードバイク事故で17試合の先発にとどまったが、来季は大型補強した野手陣のもとで復活を目指す。
8位 ノア・シンダーガード Noah Synderguaard
ニューヨーク・メッツ #34
7試合 1勝2敗 30.1回 防御率2.97 FIP1.31 34奪三振
WARgrade 9.86(f:r = 5.82:4.04)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
計43/50 将来性・期待度S
雷神の愛称でお馴染みのメジャー最速先発右腕。2017年は故障でほとんど投げていないにも関わらずこの順位ということからその実力はお察し。髪をなびかせながら投げる姿は馬が駆け抜けている様。とにかく、セイバーの指標が圧倒的で、故障なくシーズンを投げ切れれば数年以内に確実にサイ・ヤング賞を獲れる(と思う)。
7位 ジャスティン・バーランダー Justin Verlander
ヒューストン・アストロズ #35
33試合 15勝8敗 206.0回 防御率3.36 FIP3.84 219奪三振
WARgrade 9.88(f:r = 4.48:5.40)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆
計39/50 将来性・期待度B+
復活した元世界最強投手。ここ3年くらいで衰退の主因と思われてきた4シームの球速も復活してきている。2017年は長年所属したタイガースからアストロズに、移籍後は5先発5勝防御率1.06の圧巻のピッチング。さらに悲願だったワールドシリーズ制覇も成し遂げた。来季は200勝のマイルストーンも目前に迫っている。
6位 スティーブン・ストラスバーグ Stephen Strasburg
ワシントン・ナショナルズ #37
28試合 15勝4敗 175.1回 防御率2.52 FIP2.72 204奪三振
WARgrade 10.36(f:r = 5.50:4.86)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆
計40/50 将来性・期待度A
ドラフト史上最高の逸材と言われていた右腕。故障なくローテーションを守りきれば確実にサイ・ヤング賞を狙える力を持っているが、毎シーズンいいところで故障。そんなシーズンが続き、気付けばもう29歳。2017年後半は歴史的な好投を続けていたため、来季の期待はかなり大きい(フラグ)。
5位 ザック・グレインキー Zack Greinke
アリゾナ・ダイヤモンドバックス #21
32試合 17勝7敗 202.1回 防御率3.20 FIP3.31 215奪三振
WARgrade 10.63(f:r = 4.51:6.12)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆
計40/50 将来性・期待度B+
制球力と投球術で勝負する、メジャーを代表する頭脳派投手。2009年にサイ・ヤング賞受賞。Dバックス移籍2年目は急速低下を心配する声が多かったものの、終わってみれば素晴らしい成績。年齢もそろそろベテランの域に入っていくが、それでもうまくやっていきそうな雰囲気。
4位 クリス・セール Chris Sale
ボストン・レッドソックス #41
32試合 17勝8敗 214.1回 防御率 2.90 FIP2.45 308奪三振
WARgrade 11.35(f:r = 6.48:4.87)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
計43/50 将来性・期待度A+
細身の長身からサイドで豪速球を投げ込むドクターK。前半戦だけの話なら多分この人が1位。8試合連続2桁奪三振2度は史上で彼だけ。2017年も初めはサイ・ヤングレース独走だったが、例年通り後半に息切れしてしまい、結局今季も獲れず。某終身名誉サイ・ヤング賞候補のアダム・ウェイ◯ライトみたいにならないといいけど。
3位 コーリー・クルーバー Corey Kluber
クリーヴランド・インディアンズ #28
29試合 18勝4敗 203.2回 防御率2.25 FIP2.50 265奪三振
WARgrade 12.81(f:r = 6.33:6.48)
球威 :☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
計44/50 将来性・期待度B++
自分のナンバーワン推し投手。2017年は2度目のサイ・ヤング賞を受賞し、地名度もだいぶ上昇。武器はカーブ(スライダー)で、先発ではメジャー最高級の変化球と言っても過言ではない。でも意外と2シームがキーだったりする。先発投手の投球回が減少している最近では完封・完投が多いというのも特徴。
詳しいことは以前の記事をどうぞ。
2位 マックス・シャーザー Max Scherzer
ワシントン・ナショナルズ #31
31試合 16勝6敗 200.2回 防御率2.51 FIP2.90 268奪三振
WARgrade 12.81(f:r = 6.33:6.48)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
計46/50 将来性・期待度B++
2017年は3度目のサイ・ヤング賞受賞。サイド気味のフォームから浮き上がるような4シーム、とんでもない曲がりをするスラッターとチェンジアップが武器。2013年に初めてサイ・ヤング賞を受賞して以降、年々支配力が増し、1シーズンに2度ノーヒッターを達成したり、1試合20奪三振を記録したりと、投げるだけで何か記録が生まれるという期待をさせてくれる。オッドアイ。
1位 クレイトン・カーショー
ロサンゼルス・ドジャース #22
27試合 18勝4敗 175.0回 防御率2.31 FIP3.07 202奪三振
WARgrade 15.07(f:r = 7.80:7.26)
球威 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
制球 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
奪三振 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
スタミナ :☆☆☆☆☆☆☆☆☆
支配力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
計47/50 将来性・期待度B++
メジャー最強投手は多分間違いなくこの人。2017年は27試合の登板にとどまるも最多勝と最優秀防御率。サイ・ヤング賞は既に3度受賞している。球種は基本4シーム、スライダー、カーブのシンプルな構成だが、いずれもメジャートップクラス。それに加えて牽制やクイックも上手いという完全無欠っぷり。普通に行けばあと2回くらいはサイ・ヤング賞を獲りそうだが、ここ2年ヘルニアに悩まされているのは大きな懸念。
以上、MLB先発投手番付2018でした。別な記事の同じ様なランキングを見ましたが、トップ10はだいたい同じで少し安心しています。FAの目玉もだいたい移籍先が決まり、開幕に向けて少しずつ盛り上がりを見せてきているMLB。2018年は上位の選手が怪我をすることなく、そしてクルーバーとロビー・レイが再び素晴らしい成績を残してくれることを願っています。