自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【MLB】MLB先発投手番付2018 20〜11位

前回の続きです。今回は20位から11位までどんどん紹介していきます。

 

20位 ジョニー・クエト Johnny Cueto

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サンフランシスコ・ジャイアンツ#47

25試合 8勝8敗 147.1回 防御率4.52 FIP4.42 136奪三振

WARgrade 7.48(f:r = 3.63:3.85)

球威     :☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計34/50 将来性・期待度B+

キャリアを通して18勝以上が3度ある実力者。見た目は派手だが、投球スタイルは完全に技巧派で変幻自在という言葉がぴったりなほど器用な投球をする。面白いのでぜひYoutube等で見て欲しい。ただ、2017年はチーム状況的にも気持ちが上がらなかったのか、終始ピリッとしなかった。

 

19位 カルロス・マルティネス Carlos Martinez

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セントルイスカーディナルス #18

32試合 12勝11敗 205.0回 防御率3.64 FIP3.91 217奪三振

WARgrade 7.60(f:r = 3.40:4.20)

球威     :☆☆☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計35/50 将来性・期待度B++ 

長年チームを支えたウェインライトの後を継ぐ、カージナルスの若きエース。2017年は被本塁打が増えたこともあり、勝ち星と防御率は悪化したものの、他の成績は2016年とあまり変化はなくK/BBはキャリアベスト、キャリア初完封も記録するなど好材料は多い。独特な髪色にも注目。

 

18位 ロビー・レイ Robbie Ray

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                                       アリゾナ・ダイヤモンドバックス #38

28試合 15勝5敗 162.0回 防御率2.89 FIP3.72 218奪三振

WARgrade 6.22(f:r = 3.29:2.93)

球威     :☆☆☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計35/50 将来性・期待度A+

私が個人的に推している左腕。三振奪取力は既に現役投手では最高クラスで、2017年はあのシャーザーをも凌ぎ奪三振率リーグトップ。ただ、BB/9が3.94と壊滅的で毎回5、6イニングで降板してしまう大きな原因となっている。逆に与四球2個以下の試合では10勝2敗防御率2.49と圧巻で、大器の片鱗を感じさせる。2、3年後にサイ・ヤング賞を獲ってくれないかと密かに期待。

下の記事で彼についてまとめています。

moriya08.hatenablog.com 

17位 ジョン・レスター Jon Lester

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シカゴ・カブス #34

32試合 13勝8敗 180.2回 防御率4.33 FIP4.10 180奪三振

WARgrade 6.89(f:r = 3.92:2.97)

球威     :☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計35/50 将来性・期待度B

通算159勝を挙げているメジャーを代表する左腕の一人。基本的にカッターとブレイキングボールで勝負するシンプルな投球スタイルだが、低めのコースに丁寧に投げ続けられる。ただ、2017年は終始なんとも言えない内容で、印象的な場面はキャリア初ホームランを打ったことと、通算2000奪三振を達成したことくらい。

 

16位 ダラス・カイケル Dallas Keuchel

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ヒューストン・アストロズ #60

23試合 14勝5敗 145.2回 防御率2.90 FIP3.79 125奪三振

WARgrade 8.24(f:r = 4.10:4.14)

球威     :☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計34/50 将来性・期待度B+

2015年のサイ・ヤング賞左腕。メジャー屈指の技巧派で、遅いボールを低めに集めてゴロアウトを量産する。フィールディングも抜群で2014年から2016年まで3年連続でゴールドグラブを獲得。2017年は前半は圧倒的、後半はまずまずといった内容だった。来年以降、FBRの傾向が強まっていく中でグラウンドボーラーの希望となれるか。

 

15位 クリス・アーチャー Chris Archer

f:id:moriya08:20171205233756j:plainタンパベイ・レイズ #22

34試合 10勝12敗 201.0回 防御率4.07 FIP3.40 249奪三振

WARgrade 6.37(f:r = 4.06:2.31)

球威     :☆☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆

計36/50 将来性・期待度B++

レイズのエース右腕。高い奪三振率を誇り、奪三振数は過去3年でいずれもリーグ3位以内に入っている。しかし、ここ2年はなんとも言えない成績で安定してしまっている。陽気そうな見た目ゆえにずっと若きエースと思っていたが、意外に29歳。球界屈指のエースになるためには、そろそろタイトルが欲しいところ。

 

14位 ジェイムズ・パクストン James Paxton

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シアトル・マリナーズ #65

24試合 12勝5敗 136.0回 防御率2.98 FIP2.61 156奪三振

WARgrade 7.24(f:r = 4.49:2.76)

球威     :☆☆☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計36/50 将来性・期待度A

ア・リーグのシンダーガードとまで言われた豪腕。そして、例によって彼も故障さえなければ系投手の1人。2017年は4シームの平均スピードを1mph落とし、一皮向けた大人の投球で大ブレイク。球速もさることながら制球力も以外に悪くない。長年マリナーズのキングとして君臨してきたヘルナンデスからエースの座を奪えるか。

 

13位 ルイス・セベリーノ Luis Severino

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ニューヨーク・ヤンキース #40

31試合 14勝6敗 193.1回 防御率2.98 FIP3.08 230奪三振

WARgrade 6.49(f:r = 3.02:3.47)

球威     :☆☆☆☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計36/50 将来性・期待度A+

2016年は期待されながらも散々な成績だったが、2017年はあらゆるスタッツが大幅改善し一気にサイ・ヤング賞投票3位まで駆け上がった。特に、1失点以下の試合が16試合と安定感・支配力も抜群で平均97mphの豪速球は終盤でも球速が落ちない。まだ23歳と若く、これからの帝国を支えていくことになるだろう。

 

12位 デビット・プライス David Price

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ボストン・レッドソックス #24

16試合 6勝3敗 74.2回 防御率3.38 FIP3.64 76奪三振

WARgrade 6.90(f:r = 4.39:2.51)

球威     :☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計37/50 将来性・期待度B

移籍会見のニコニコは何処へ行ったのか、2017年は過激なことで有名なボストンのメディアと度々衝突。でもほとんど投げてないため仕方がないといえば仕方がない。来シーズンは最低でも200イニングを投げた上で、ポストシーズンで好投してもらわないと順位アップ・キープは難しい。

 

11位 カルロス・カラスコ Carlos Carrasco

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クリーヴランド・インディアンズ #59

32試合 18勝6敗 200.0回 防御率3.29 FIP3.10 226奪三振

WARgrade 9.21(f:r = 4.62:4.60)

球威     :☆☆☆☆☆☆☆

制球     :☆☆☆☆☆☆☆☆

奪三振    :☆☆☆☆☆☆☆☆

スタミナ   :☆☆☆☆☆☆☆

支配力    :☆☆☆☆☆☆☆

計37/50 将来性・期待度B++

クルーバーの陰に隠れている節があるが、他球団なら間違いなくエース級。4シーム、変化球ともに質が高く、非常にバランスのとれた本格派。故障が心配されることが多いが、2017年は初めて200イニングを突破し、尊敬するクルーバーと共に最多勝にも輝いた。どうか来年も怪我なく投げ切ってくれますように。。。()

 

というわけで20位から11位までの紹介でした。